キックボクシングのジムに通われている女性の方
入門したてよりも今の方が硬くなっている気がするとの事。
ストレッチ頑張っているのに~とお悩みでした。
これはもう典型的なストレッチ失敗例で、
やみくもにストレッチを続けて
筋繊維や関節の組織細胞を損傷しまくってしまい、
どんどん硬くしてしまっている状態です。
そもそも、可動域を広げるためのストレッチングという行為そのものが
体の組織をを壊す行為だという認識がない方が多いですね~。
ストレッチも筋トレと同じように休息期間を取らないと
損傷部が回復できません。
疲労だけでなく組織の損傷がある分、
ストレッチは筋トレよりも回復に時間がかかるのかもしれません。
こんな方にはもう操体法。
操体法は硬くなった筋肉を伸ばすのではなく緩めます。
物理的に引っ張って伸ばすのではなく、
神経反射と生理的作用を利用して緩めるのですよ~。
だから強い力も大きな動きもいらないのです。
そんなこんなで全身に一通りの操体法を行い、
頭蓋骨ゆるめて脳脊髄液の循環を回復させてあげると、
本来の柔軟度が回復して
とても喜んでいただけました。
これからもキックボクシング頑張ってください。
しかしストレッチは頑張りすぎないように
お気をつけください。