五十肩とワセリンの関係

右肩が痛くて水平より上に上がらないという女性の方のお話です。

いわゆる五十肩ですね。

何度か施術をして、痛みは軽くなってはいるものの

戻りがあってすっきりと良くなってくれません。

 

筋肉や骨、関節の状態も良くなってきているのに

 

なんでだろうかと。

神経反射検査では毎回「肺」に異常と出てきます。

しかし、治癒力が上がるように肺に刺激を入れてあげても

あまり変化なしです。

 

夜寝ていると疼くような痛みがあると

言われていたので、

副交感神経が優位になって呼吸量が減るのが関係しているのかなと疑って見ました。

上肢には呼吸器系の影響も出やすいのです。

 

改めて色々お話伺うと、

実はこのかた、以前鼻の手術をされており

それ以来、鼻腔内が乾燥しやすくなってしまったので

寝る前には乾燥予防のため綿棒でワセリンを鼻にぬっていたのです。

 

ワセリンは体温で溶けてしまうので、鼻から肺に流れて

呼吸器官を詰まらせてしまう可能性があります。

 

「ワセリンが原因の可能性もあるので、耳鼻科の先生と相談してみてください。」

とお願いし、施術を終了しました。

 

そして、

2週間後の次の予約の時には

「ワセリンやめたら肩の痛みなくなったわ~~~♪」

と、ニコニコしながら入ってらっしゃいました。

 

 

肩に痛みを出すことで

肺に異常があることを脳はちゃんと教えてくれていたのですね~

気付かずにいたらもっと大きな障害が出ていたのかもしれません。

 

 

 

こんな感じで結構細かいこと伺ったりするのですが、

どこにヒントが隠れているかわかりませんので、

 

ご協力お願いいたします~~~。